Research Briefing

現代のトウモロコシ野生近縁種における適応的多様性は品種改良に使用できる可能性がある

Nature Genetics 54, 11 doi: 10.1038/s41588-022-01186-w

トウモロコシ属(Zea)のトウモロコシとその野生近縁種についての塩基配列情報を大幅に拡大させた高分解能ゲノム多様性マップを報告する。トウモロコシ属の種の集団遺伝学的解析から、トウモロコシには含まれていない膨大量の適応対立遺伝子の存在が明らかになった。この遺伝的多様性を再導入することによって、今後の品種改良が加速される可能性がある。

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