Research Briefing
がんにおける染色体外DNAのがん遺伝子プロファイリング
Nature Genetics 54, 11 doi: 10.1038/s41588-022-01193-x
がん細胞ががん遺伝子を増幅させる場所は、染色体以外のDNA、つまり染色体外DNAであることがしばしばである。染色体外DNAの単離に適した技術であるCRISPR-CATCHにより、染色体外DNAの遺伝的構成やエピジェネティックな構成の解析が可能になった。これにより、がんにおける染色体外DNAの起源、構造的多様性、がん遺伝子活性化機構に関する知見が得られた。