Research Briefing
さまざまな集団における多遺伝子リスク予測の向上:機会と課題
Nature Genetics 55, 10 doi: 10.1038/s41588-023-01502-y
多遺伝子リスクスコア(PRS)は、複雑形質を予測できるようになってきているが、非ヨーロッパ系の集団においては最適な性能を示さない。我々はCT-SLEBという高性能な手法を紹介し、これによって複数祖先系集団の試料からPRSを計算できることを示す。また、さまざまな祖先系の集団において多遺伝子リスク予測を向上させる可能性と課題に関する手掛かりを示す。