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エピジェネティクス:複製フォーク通過後の分化につながる分かれ道
Nature Genetics 55, 9 doi: 10.1038/s41588-023-01489-6
DNA複製の際に新生クロマチン繊維にヒストン修飾が対称的に受け継がれることは、発生の適切な進行に不可欠である。マウス胚性幹細胞を用いた2つの研究によって、ヒストン修飾の継承が発生初期の細胞運命決定に果たす役割がさらに詳細に解明された。