Nature Aging は老化をテーマにしたオンライン限定ジャーナルです。
私たちはどのくらい生きるのでしょう? そのうちのどのくらいの時間を健康的に過ごせるのでしょう? 老化とは何でしょう? 老化のプロセスを止めたり、逆行させたりすることはできるのでしょうか? 老化と疾患にはどのような関係があるのでしょうか? 人口の高齢化の傾向を予測し、人口動態の変化に伴う課題や機会に社会を備えさせることはできるのでしょうか? これらは老化研究という幅広い研究分野で取り組もうとしている重要な問題の一部であり、21世紀のグランドチャレンジの1つとなっています。
Nature Aging の使命は、老化研究コミュニティーに対して、学際的で、統一性があり、注目度が高く、ユニークな出版プラットフォームを提供することにあります。本誌は、選択性は高いものの、対象とする範囲は広く、老化の基礎生物学から老化が社会に及ぼす影響まで、老化に関わるあらゆる領域の研究論文を取り扱います。本誌は、多様な老化研究分野の異なる領域間の交流を促し、研究コミュニティー内外での新しく刺激的なアイデアを促進することで、相乗効果を産み出し、科学や社会への影響を最大化することを目的としています。
本誌が取り扱う研究には、老化とは何かを生物学的レベルで解き明かし、こうした生物過程を利用して寿命と健康寿命を延ばす方法を見出すことを目的とした、老化と長寿の生物学的研究が含まれます。主に高齢者が罹患する疾患に焦点を当てた橋渡し研究や臨床研究も取り扱います。特に、さまざまな動物モデルを用いて加齢と疾患の関連性を検証する橋渡し研究、加齢に関連したがん、メタボリックシンドローム、インフラメージング、心血管疾患、神経疾患などの加齢に伴う医学的状態に焦点を当てた臨床研究、および、老年医学や老年学などの高齢者に特化した医学・健康研究を歓迎します。世界的な人口高齢化に伴う社会経済的な課題と機会についての研究や、社会の高齢者層を中心としたグローバルヘルス・公衆衛生研究も歓迎します。これらの研究には、高齢者の身体的・精神的・社会的ウェルビーイング、高齢化人口の人口動態、疫学などが含まれます。
本誌は、研究論文だけでなく、老化研究分野の最近の進展に関するReviews、Perspectives、Commentsのほか、オピニオン、ニュース、および、学術研究者、業界関係者、政策立案者向けの分析なども掲載します。
他のすべてのNature 関連誌と同様、Nature Aging は専門の編集者からなる編集チームによって運営され、編集チームは、慎重な選定、公正かつ厳格な査読、正確な編集、迅速な出版、一次研究論文や委託コンテンツの広範な普及を監督します。
本誌の対象分野としては以下のようなものが挙げられますが、これらに限定されるものではありません:
Nature Aging はオンライン限定のジャーナルです。オンライン限定とすることで、論文の準備が整い次第出版することが可能になります。著者にとっては発表日が早くなるという利点があり、読者にとっては受理された論文が印刷版に掲載されるのを何週間も待つことなく読むことができるという利点があります。オンライン出版される論文は最終原稿となり、その修正には、Addendum(補遺)、Corrigendum(著者からの訂正)あるいはErratum(編集部からの訂正)の掲載が必要となります。著者の皆様は、論文の校正が正確なものとなるように細心の注意を払ってください。
本誌は、原著論文のほかに、Article、Resource、Technical Reports、Review、Perspective、News & Viewsなどさまざまなコンテンツタイプを出版します。
他のNature 関連誌同様、Nature Aging は、外部編集部をもたず、すべての編集上の決定は、専任の編集者の専任チームによって行われます。 エディターの詳しい情報は、編集部についてをご覧ください。
One New York Plaza, Suite 4500 New York, NY 10004-1562 USA 電話: +1 (212) 726-9319 Email: aging@nature.com
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