投稿案内
投稿の手続きについては、「For Authors」をご覧ください。
Nature Chemical Biology は、化学と生物学の学際的分野の、重要で新奇な研究をタイムリーに発表するための国際フォーラムです。この月刊誌は、生体系を分子レベルで解明しようとする生物学者だけでなく、生物有機化学者、生物無機化学者、生物物理化学者を含む、学術界や産業界の科学者までの幅広い読者を対象としています。原稿は、そうしたさまざまな分野の科学者でもその意義を十分理解できるよう、明快でわかりやすく書かれていなければなりません。Brief Communications、Letters、Articlesでは、化合物の化学的特徴をその分野の基準に従って記載してください。Supplementary Information(補助的情報)のセクションを有効利用されるようお勧めします。
掲載論文は、独立したレフェリーによるレポートに加えて、一般的な興味や妥当性に関する編集部の審査結果を基に選定されます。投稿者は、レビューを行う候補者を提案したり、利害の抵触の可能性を編集部に示唆することができます。Nature Chemical Biology には、以下のフォーマットのいずれかで投稿してください。
Brief Communications
Brief Communicationsは、質が高く、幅広い読者の興味を引き、迅速な発表がふさわしい簡潔な研究論文を掲載します。原稿は紙面にして2ページ以内におさえてください。Brief Communicationsは、参考文献番号をつけない要約(3文で70語を超えない)から始めます。本文は通常、要約、参考文献、図版類の説明文を入れて1,000~1,500語で、小見出しはつけません。図版類は(図式、図版および、または表)2つまでですが、ページ制限が守られれば、編集者の裁量で柔軟な対応もできます。参考文献は15までとし、文献リストのタイトルは省略してください。
Letters
Lettersは、重要で新奇性のある研究成果を掲載しますが、Articlesより短いものとなります。このフォーマットは、約150語の導入部分の段落(要約ではなく)で始め、そこで研究の背景、理論、主な成果、その影響を概説してください。この段落はNature の形式通りに参考文献番号をつけ、本文の一部として扱います。続く文章の導入部が、この段落と重複するのを避けるためです。本文の長さは、導入部分の段落、手法、参考文献、図版類の説明文を除いて、1,500語までにおさえてください。図版類(図式、図版および、または表)は、3~5個までとします。また、手法の部分以外は見出しをつけて分けることはありません。参考文献は30までとします。
Articles
Articlesは、質が高く、重要で新奇な研究論文で、生物化学界で広く一般の興味を引くものです。この論文では、内容を Abstract(概要)、 Introduction(導入)、Results(成果)、Discussion(議論)、Methods(手法)の項目に分類します。本文(概要、手法、参考文献、図版類の説明文は除く)は、通常4,000~4,500語までです。概要は、150語(誌面上で10行)ほどで、参考文献番号はつけません。図版類(図式、図版および、または表)は10個までとします。成果と手法は、適切な小見出しをつけて区分してください。議論は、編集者の判断で小見出しをつけることもあります。ここでは成果を繰り返すのではなく、研究の内容について触れ、その影響を述べてください。手法の項目は、謝辞と参考文献の前、本文の最後に入れます。参考文献は、50までにおさえてください。
Correspondence
Correspondenceでは、本誌に以前掲載された論文に対する読者のコメント、または、生物科学分野にふさわしい問題についての読者の見解を掲載します。長さは誌面の1ページ以内で、通常250~500語です。また、図版類は1つに限り、参考文献は10までとします。参考文献リストにタイトルを書く必要ありません。投書の見出しは編集部で決定します。
Commentaries
Commentariesでは、生物化学に関係する政策、科学と社会の関係、または、純粋に科学的な問題に焦点を当てます。広く一般読者が関心を寄せるような内容で、読みやすく、専門用語を多用しない文章にしてください。図表を入れるようお勧めしますが、必須ではありません。Commentariesは、通常1,500語以内で、参考文献は25までです。参考文献リストにタイトルは入れないでください。編集者の判断でピアレビューを行うことがあります。
Reviews and Perspectives
Reviewsは、研究分野の最近の進展についての権威があり、バランスの取れた、学術的な概論です。これは、学術的なものとして専門家に認められる必要はありますが、専門外の読者にも向けられていなければなりません。専門用語の多用や、技術的詳細を語ることは避け、簡易な文章にする必要があります。 Reviewsは約3,000~4,000語で、図版類(図式、図版および、または表)は通常4~6個までです。参考文献は、特別なケースを除いて100までとします。Perspectivesは、学術的な概論の2つ目のフォーマットで、Reviewsや Commentariesとは異なるものです。ここでは、物議をかもしている見解を擁護すること、推論を提示すること、特定の研究グループの研究について論ずることが可能です。長さは通常3,000語までで、参考文献は50以内におさえてください。編集部の基準を満たしたReviewとPerspectiveの原稿は、ピアレビューに回されます。
投稿
原稿の提出は、本誌のホームページからオンライン投稿で行ってください。このシステムを利用すれば、原稿のファイル(テキスト、図版類、ビデオ)を編集部まで直接アップロードすることができます。さらに、レビューを行う担当者も、インターネット接続で原稿に直接アクセスすることができ(非常に安全な方法で)、手順を迅速に進めることが可能になります。