In This Issue 打ち上げの準備 2007年11月1日 Nature Photonics 1, 11 doi: 10.1038/JnphotonInThisIssue61481 2015から2025年に実施される欧州宇宙機関(ESA)のコズミックビジョン(Cosmic Vision)プログラムは、宇宙とその起源を科学者らにより深く理解してもらうことを目指している。フォトニクスが重要な役割を果たすことが確実視されていることは、光学界にとってうれしいニュースである。すべて予定通りに進めば、最先端フォトニクス技術を利用して宇宙を探査する高性能宇宙観測衛星が次々と打ち上げられる。これまでに、ESAには50を超えるミッション案が寄せられており、暗黒物質や居住可能な太陽系外惑星の探索、ブラックホールや銀河の進化についての研究が含まれている。P Gondoinは、利用される可能性のある計器および技術について述べ、干渉法、可視・近赤外における広視野イメージング、X線放射観測が、天文学におけるいくつかの最重要問題の解決にどのように役立ちうるのかについて説明している。 Full text PDF 目次へ戻る