In This Issue シリコンの代わりに 2007年9月1日 Nature Photonics 1, 9 doi: 10.1038/JnphotonInThisIssue60041 優れた可視波長検出器の条件とは何か?感度とゲインは確かに重要である。吸収された光子すべてに対して多くの電荷キャリアをつくることができれば、デバイスはより優れた低光量性能を示すことになる。今月号ではトロント大学のG Konstantatosらが、可視光を捕らえるのに通常使用されるシリコン系検出器の代替となる興味深い検出器について報告している。Konstantatosらが開発したのは、異なる材料系からつくられた薄膜光検出器であり、非常に感度が高いばかりでなく、低コスト製造が可能になるかもしれない。Konstantatosらは、硫化鉛ナノ粒子を注意深く合成することにより、この種の材料系の検出器の応答を赤外から可視へと初めてシフトさせることができた。 Full text PDF 目次へ戻る