In This Issue シルクを光学に応用 2008年11月1日 Nature Photonics 2, 11 doi: 10.1038/JnphotonInThisIssue69475 天然シルクは長年にわたって人気の織物材料であり、高い強度と快適性という魅力的な品質をもつことが知られている。しかし現在、科学者らは、シルクがフォトニクスにおいて有益な役割を果たしうることに気付き始めている。タフツ大学(米国)のF OmenettoとD Kaplanは、回折格子や生物活性物質を添加できる薄膜といった高性能生体適合性光デバイスの作製に、シルクがどのように利用されうるかについて報告している。今回の研究は、最終的には、処理・加工しやすく生分解性であるというシルクの別の長所をもつ新しいタイプのバイオフレンドリーなフォトニックデバイス(センサーなど)につながるかもしれない。 Full text PDF 目次へ戻る