Communications Chemistry
Communications Chemistry は、ネイチャー・ポートフォリオが提供するオープンアクセス・ジャーナルで、化学の全分野における高品質な論文・総説・論評を出版します。本ジャーナルで出版される論文は、特定の研究分野に新たな化学的知見をもたらす重要な進展情報です。また、専門分野にかかわらず、全ての化学者にとって重要な課題を審議するフォーラムを提供することを目指します。
著者インタビュー
溶液を流すだけ!?電力供給不要の電解重合法
2022年5月に、Communications Chemistry に究成果を出版された東京工業大学の岩井優氏と稲木信介氏に、本研究成果の背景、課題とその克服のための方策、将来の夢、研究者以外の方に向けたメッセージなどさまざまな質問にお答えいただきました。
動物の持つ磁気コンパスの謎に一歩近づく ~光受容タンパク質の電子伝達機構~
2021年9月に、Communications Chemistry に研究成果を出版されたダイキン工業株式会社の濱田実里氏(研究当時、神戸大学大学院理学研究科化学専攻)に、本研究成果の背景、大学で研究したことと企業でのお仕事の繋がり、業務におけるOA誌の活用方法などさまざまな質問にお答えいただきました。
編集委員インタビュー
化学の将来に貢献し、論文誌と論文をもっと魅力的に
現在取り組まれている研究、編集委員になられた経緯、本誌の魅力、日本の研究者へのメッセージをお届けします。
Contributing to the future of chemistry and making the journal and papers more attractive
最新Research
核エネルギーによって駆動される有機廃棄物から再生可能燃料添加剤の生成
Nuclear-driven production of renewable fuel additives from waste organics
掲載
有用化学品の持続可能な生産に向けた現在の傾向は、核エネルギーと化学工業の組み合わせにある。本論文では、γ放射線を用いてグリセロール(バイオ精製所の廃棄物)を高価値化合物ソルケタールに変換することが提案されている。
安定保存可能な付加体からフラストレイテッド・カルベン–ボラン対の熱誘起再生を仲介するホウ素移動機構
A boron-transfer mechanism mediating the thermally induced revival of frustrated carbene–borane pairs from their shelf-stable adducts
掲載
フラストレイテッド・ルイス対は古典的なスイス付加体から熱的に再生できるが、その再生機構はよくわかっていない。本論文では、実験と理論を組み合わせた研究によって、ホウ素ジャンピングと動的コンフォメーション異性化を介する経路が支持されている。
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巨視的な選択的集合化による可視的キラル識別
Visible chiral discrimination via macroscopic selective assembly
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掲載
Communications Chemistry 1, 4 | doi: 10.1038/s42004-017-0003-x (2012)
二重イオン化後の周期的H3+放出によってプローブされたメタノールカチオンにおけるコヒーレント振動
Coherent vibrations in methanol cation probed by periodic H3+ ejection after double ionization
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掲載
Communications Chemistry 1, 7 | doi: 10.1038/s42004-017-0006-7 (2012)
Communications Chemistry注目のハイライト
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