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毒をもって毒を学ぶ

オオヒキガエル。 Credit: Edelmar/Istock/Getty

オーストラリアは有害な甲虫を駆除するために1930年代に南米からオオヒキガエルを導入したが、このカエルはオーストラリア全土の生態系を破壊し、その混乱は現在も続いている。この侵入両生類は皮膚から毒素を分泌し、このカエルを捕食したペットなどの動物は死んでしまう。

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翻訳:粟木瑞穂

Nature ダイジェスト Vol. 21 No. 11

DOI: 10.1038/ndigest.2024.241118a