Brief Communication 大腸菌(Escherichia coli)の代謝遺伝子欠損株は計算上予測される増殖の表現型へと進化する 2004年10月1日 Nature Genetics 36, 10 doi: 10.1038/ng1432 ゲノム規模の代謝モデルには、細胞の表現型を正確に表せることが見込める。今回我々は、ただ1つの代謝遺伝子が欠損している大腸菌(Escherichia coli)株が適応進化の過程で増殖速度を増加(平均で87%)させること、および増殖速度を調べた50株のうち39株(78%)において最終段階の増殖速度を計算上予測できることを示す。これらの結果は、遺伝的な修飾がもたらす効果を予測するためにコンピュータ解析によるモデルが使用できることを示している。 Full text PDF 目次へ戻る