Letter 前立腺がん:ゲノムワイド関連解析による7つの新規前立腺がん感受性遺伝子座の同定 2009年10月1日 Nature Genetics 41, 10 doi: 10.1038/ng.450 前立腺がん(PrCa)は先進国の男性が最も高い頻度で診断されるがんである。我々はこれまでに、PrCaの頻度の高い感受性対立遺伝子を同定するためにゲノムワイド関連解析を行い、臨床的に疾患が検出されたPrCa症例1,854例と対照1,894例において、541,129個のSNPの遺伝子型を決定した。今回の論文では、この研究を拡大して有望な関連を検証した。第2段階として、PrCa症例3,650例と対照3,940例において、43,671個のSNPの遺伝子型を決定し、第3段階として、さらに21研究の症例16,229例および対照14,821例において有望なSNPの解析を行った。我々は、これまでに示された関連の再現性を得たことに加えて、2番、4番、8番、11番および22番染色体に7つの新規前立腺がん感受性遺伝子座を同定した(P=1.6x10-8からP=2.7×10-33)。 Full text PDF 目次へ戻る