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DNAメチル化:シロイヌナズナのde novo DNAメチル化経路はCLASSYファミリーによって座位特異的に制御されている

Nature Genetics 50, 6 doi: 10.1038/s41588-018-0115-y

DNAメチル化は、遺伝子調節、トランスポゾンのサイレンシング、およびインプリンティングにとって必須である。特異的なDNAメチル化パターンの生成がこれらの過程に重要だが、メチル化がそれぞれの座位でどのように調節されているかは明らかにされていない。本論文では、4つの推定クロマチンリモデリング因子であるCLASSY(CLSY)1〜4が、シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)のDNAメチル化において、座位特異的調節および大域的調節の両方に必須であることを明らかにする。機構としては、これらの因子はRNAポリメラーゼIV(Pol-IV)と連動して機能し、DNAメチル化を誘導する24個のヌクレオチドからなる低分子干渉RNA(24nt-siRNA)の生成を制御している。個々のCLSYは、何千もの異なる座位においてPol-IVとクロマチンとの会合や24nt-siRNA産生を調節しており、CLSY全体として、基本的に全ての24nt-siRNAを調節している。関与するCLSYに依存して、異なる抑制性クロマチン修飾による調節の違いがもたらされ、それがDNAメチル化の座位特異的制御を促進する。植物と哺乳動物でメチル化の機序が保存されているとすれば、類似した経路が多様な生物で機能している可能性がある。

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