Nature Electronics について
新しいオンライン限定ジャーナルNature Electronics は、2018年1月より毎月1回刊行されます。
刊行目的と対象範囲
Nature Electronics は、新奇な現象や素子の研究から、電子回路の設計、製造、広範な応用まで、エレクトロニクスのあらゆる領域の基礎研究と応用研究の成果を掲載します。エレクトロニクス研究の商業的・工業面な側面も掲載の対象となります。本誌の主眼は、新しい技術の開発と、こうした技術的進歩が社会に及ぼす影響を理解することにあります。Nature Electronics は、科学者、技術者、産業界の研究者の研究を網羅することで、エレクトロニクスの全体像を示すことをめざします。
すべてのNature 関連誌と同様にNature Electronics も、専門のエディターによる専任チーム、公平で厳密な査読プロセス、高水準の原稿整理と制作、迅速な出版、編集の独立性を特徴としています。
本誌の対象領域:
- スピントロニクス
- 2次元・炭素エレクトロニクス
- フレキシブルエレクトロニクス
- 有機エレクトロニクス
- バイオエレクトロニクス
- 光エレクトロニクス
- NEMS/MEMS
- 神経形態学的システム
- アナログ回路
- データコンバーター
- デジタル回路
- VLSI
- メモリー
- 信号処理
- センサー
- ディスプレイ
- RFエレクトロニクス
- 無線システム
- パワーエレクトロニクス
- 計測・計算機器エレクトロニクス
オンライン出版
Nature Electronics はオンライン限定のジャーナルです。本誌はオンライン限定であるため、研究論文は準備が整い次第出版されます。著者にとっては発表日が早くなるという利点があり、読者にとっても実際の掲載号より数週間早く受理論文を読むことができるという利点があります。オンライン出版される論文は最終原稿となり、その修正には、Addendum(補遺)、Corrigendum(著者からの訂正)あるいは Erratum(編集部からの訂正)の掲載が必要となります。著者の皆様は、論文の校正が正確なものとなるように細心の注意を払ってください。
コンテンツの種類
Nature Electronics は、Article、Analyses、News & Views、総説、Perspectives、Comments、Features、Correspondence のさまざまなセクションで、この分野における飛躍的な進歩や時事問題について詳しく幅広くコンテンツを掲載します。
編集部とお問い合わせ先
他の Nature 関連誌と同様に、フルタイムの専門エディター(全員がPhDレベルの科学者)からなる専任チームがNature Electronics でのすべての編集上の決定を行います。
さらに、Nature Electronics では、すべての関連分野での最近の研究開発に関する助言を行う編集諮問委員会をまもなく設置する予定です。
編集に関する一般的なお問い合わせと連絡(エディター宛):
原稿の取扱状況に関するお問い合わせ(編集アシスタント宛):
Nature 関連誌との関係
Nature Electronics は編集の独立性を有しており、他の Nature 関連誌から影響を受けることはなく、編集部は独自に編集上の決定を行います。他の Nature 関連誌へ投稿した論文が不受理となった場合、著者は自動原稿転送サービスを利用して、原稿の担当エディターがご案内するリンクからNature Electronics にその論文を投稿することができます。その場合、査読者のコメント(エディター宛のあらゆる部外秘のコメントを含む)と氏名が原稿と一緒にNature Electronics のエディターへ転送されることをご承知ください。Nature Electronics のエディターは、判断を下す際にそれ以前の査読の結果を考慮に入れますが、追加または代わりの査読者に意見を求める場合もあります。なお、著者が新たな査読を求めることもできますが、それを希望される場合は自動転送のリンクを使用しないでください。この場合、エディターはそれ以前の査読プロセスをいっさい参考にせず、論文の評価を行います。
Nature Electronics への投稿を考えている論文がNature や他の Nature 関連誌の対象範囲にも該当する場合に、最初にどのジャーナルに投稿するかは、著者が決定してください。
詳細に関しては、以下をご覧ください。
EISSN
Nature Electronics のISSNは、ISSN: 2520-1131(オンライン版)です。