Press release

日本が依然としてアジア太平洋地域の科学をリード

2014年3月26日

Nature 3月27日号の付録として発行されるNature Publishing Index(NPI)2013年アジア太平洋地域版によると、日本は中国の猛追をかわし、依然としてアジア太平洋地域の科学をリードしていることが明らかになりました。

2011年の東北地方太平洋沖地震から回復しつつある日本は、18億ドル(約1800億円)の科学振興予算の助成の効果もあり、物理学、生命科学および地球環境科学の分野でNPIアジア太平洋地域版のトップを走っています。

東京大学は、中国科学院(CAS)にNPIアジア太平洋地域版の研究機関ランキングの王座を初めて譲ったものの、Natureへの掲載論文数では首位を守りました。 掲載論文数の増加率をみると、中国は日本を上回っているため、今後2~3年の間に、中国のNatureへの掲載論文数が日本を追い越すこともあるかもしれません。

Nature Publishing Index(NPI)2013年アジア太平洋地域版は、Nature 3月27日号の付録として発行されます。これは、1年を通じて18のNature およびNature 関連誌に掲載された、各国および研究機関からの一次研究論文の数に基づいて作成されたランキングで、ここから2013年度のアジア太平洋地域における研究活動を垣間見ることができます。この地域の最新結果ならびにNature Publishing Index(NPI)世界版トップ100は、www.natureasia.com/en/publishing-index/ でご覧いただけます。ウェブサイトに掲載されているデータは、直近の12か月のものになるよう毎週更新されています。

ネイチャー・パブリシング・グループ連絡先
担当者: Alex Jackson
企業コミュニケーション担当、ネイチャー・パブリシング・グループ
電話: + 44 20 7843 4850
Alex.jackson@nature.com

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