Nature ハイライト

微生物遺伝学:肺炎球菌の地理的な伝播動態をモデル化

Nature 631, 8020

今回、南アフリカ共和国における15年間の肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)の拡散動態が報告されている。肺炎球菌結合型ワクチン(PCV)の標的となっていない株は、ワクチン接種開始後数年間で、適応度がより高くなり、ペニシリン耐性を獲得する傾向もより高くなることが示されたが、肺炎球菌の拡散自体はヒトの移動が限られているために遅いことが分かった。

2024年7月11日号の Nature ハイライト

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