注目の論文
磁気抵抗メモリの性能改善
Nature Communications
2011年11月24日
Memory Upgrade
磁気抵抗メモリ(MRAM)の新しい設計コンセプトが提唱された。これは、MRAMの利用と広範な商業化を妨げているボトルネックの克服に役立つ可能性がある。 MRAMは、「不揮発性」、つまり情報を電気的ではなく磁気的に符号化するメモリ技術であり、電源が切れても、記憶された情報が保持されるため、有望視されている。ところが、これまでに提案されたデバイスには、記憶密度が低く、消費電力が大きいという問題があった。今回、L-Q Chenたちは、こうした欠点を克服し、室温で高速に動作するMRAMデバイスの設計を明らかにした。
doi: 10.1038/ncomms1564
注目の論文
-
1月30日
惑星科学:ベンヌのサンプルから有機物、アミノ酸、塩類が検出されるNature
-
1月23日
天文学:宇宙からさえずるコーラス波Nature
-
1月21日
神経科学:ブレイン・コンピューター・インターフェースを用いたバーチャルクアッドコプターの操縦試験Nature Medicine
-
1月21日
化学:「液体の金」である尿から肥料を抽出するNature Catalysis
-
1月16日
人工知能:音声間の即時翻訳Nature
-
1月7日
惑星科学:冥王星が「キス」の後に衛星カロンを捕獲Nature Geoscience