Research Press Release
クローン病に関連する遺伝的多型
Nature Genetics
2010年11月22日
今週のNature Genetics(電子版)には、クローン病に関連する新たな遺伝的多型に関する論文が掲載される。クローン病は、慢性炎症性疾患の一種で、消化管の炎症を引き起こす。
M Parkesらは、クローン病の6件の全ゲノム関連解析のメタ解析を行い、その後、別の大規模被験者集団で追試を行った。その結果、クローン病に関連する30のゲノム領域が新たに同定され、これまでに同定されたクローン病感受性座位の数は71となった。
doi:10.1038/ng.717
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
注目のハイライト
-
天文学:タイタンの海を調査するNature Communications
-
惑星科学:月の地下に探索できそうな洞窟の通路を発見Nature Astronomy
-
天文学:捉えにくいブラックホールの証拠Nature
-
古代ゲノミクス:疫病に襲われた新石器時代の農民たちNature
-
バイオテクノロジー: 培養肉の風味を改善するNature Communications
-
微生物学:自閉症スペクトラム障害は子どもの腸内細菌叢の変化と関連するNature Microbiology