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幅広い分野の世界トップクラスの研究成果をまとめて読める

宮腰 剛広 Ph.D.

私は自分の専門分野以外にも興味があり、新しい分野に挑戦することが大好きです。ですから、幅広い分野の世界トップクラスの研究成果をまとめて読めるNature は大変魅力的です。専門外の論文は読むのが難しいこともありますが、アブストラクトの日本語訳もあり、また NEWS & VIEWS では、注目論文の研究分野の背景やどこが新しい点かなどを専門家がわかりやすく解説しており、大変おもしろく、理解の助けになります。

さらに、純粋な自然科学だけでなく、科学と社会や政治との接点を扱う記事も掲載されています。世界最高の研究成果を取り上げながら社会問題とも向き合う――このような特徴も併せ持つNature を、私は大変気に入っています。

Nature 掲載論文

Nature 2010年2月11日号

Letter: 地球の核内での帯状流形成

Zonal flow formation in the Earth’s core

Nature 463, 793-796 (11 February 2010) | doi:10.1038/nature08754

Nature 2008年8月28日号

Letter: らせん状の電流が形成される地球ダイナモシミュレーション

Formation of current coils in geodynamo simulations

Nature 454, 1106-1109 (28 August 2008) | doi:10.1038/nature07227

Nature 2005年3月24日号

Letter: 磁気レイリー・テーラー不安定性による太陽のフィラメント状構造

Filamentary structure on the Sun from the magnetic Rayleigh–Taylor instability

Nature 434, 478-481 (24 March 2005) | doi:10.1038/nature03399

Author Profile

宮腰 剛広

独立行政法人 海洋研究開発機構
地球内部ダイナミクス領域
研究員

1998年3月 東京理科大学理学部第一部物理学科 卒業
2000年3月 東京理科大学大学院理学研究科物理学専攻 修士課程修了
2003年3月 総合研究大学院大学数物科学研究科天文科学専攻 博士課程修了
2003年4月 京都大学大学院理学研究科付属天文台 研究機関 研究員
2006年4月 (独)宇宙航空研究開発機構 宇宙航空プロジェクト 研究員
2007年2月 (独)海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター 研究員
2009年4月 独立行政法人海洋研究開発機構 地球内部ダイナミクス領域 研究員
現在に至る
宮腰 剛広 Ph.D.

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