Nature ハイライト

免疫学:AARS1/2は細胞内L-乳酸センサーである

Nature 634, 8036

今回、アラニルtRNAシンテターゼであるAARS1/2は、細胞内L-乳酸センサーであり、サイクリックGMP–AMPシンターゼ(cGAS)などのリシン残基のATP依存性ラクチル化を触媒することが明らかになった。ラクチル化によるcGAS機能阻害は免疫回避につながり、またMCT1の阻害は自然免疫監視を復活させて、ウイルス複製に拮抗することも示された。

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