Nature ハイライト

分子生物学:核内の調節因子elF1が核外に出て、翻訳開始部位の選択を制御する

Nature 635, 8038

有糸分裂の際には、翻訳に使われる開始コドン選択の厳密性が増し、その結果としてプロテオームが広範囲にわたって変化する。今回、この厳密性の亢進は、核膜の崩壊によって核からeIF1が放出され、40Sリボソームと結合可能になることが原因であることが明らかにされている。

2024年11月14日号の Nature ハイライト

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