Nature ハイライト

免疫学:エプスタイン・バーウイルス感染におけるIL-27の相反する役割

Nature 628, 8008

IL-27は、相反する状況依存的な機能を有するサイトカインである。今回、ヒトでのIL-27シグナル伝達の遺伝的欠損が初めて報告されている。この欠損により、エプスタイン・バーウイルス感染に対する感受性が高まるが、B細胞リンパ腫にかかりやすい傾向(B細胞リンパ腫の素因)は見られなかった。この理由は、この悪性リンパ腫はIL-27シグナル伝達に依存しているためである。

2024年4月18日号の Nature ハイライト

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