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  • マウスで同性の両親から仔、雄同士では初

    哺乳類の発生には、母親由来のゲノムと父親由来のゲノムが必要だ。このほど、卵と精子のゲノム機能の差異の解析がさらに進み、二母性マウスだけでなく、二父性マウスも初めて作出された。

    2018年12月号

  • 全米科学財団の厳しいハラスメント防止規約が発効

    全米科学財団の助成金受給者がこの規約に違反した場合、所属研究機関は調査を行い、財団に報告することが義務付けられた。被害者や目撃者が直接財団に通報することもできる。

    2018年12月号

  • ペイウォールをなくすための過激な計画

    欧州を代表する研究助成機関が、全ての科学論文を出版と同時に無料で読めるようにするための「プランS」を発表した。

    2018年12月号

  • がん免疫学者2氏にノーベル医学・生理学賞

    がん患者の余命を大幅に延ばすことのできる免疫療法は、今や、がん研究の最もホットな領域の1つとなっている。

    2018年12月号

  • ノーベル物理学賞は革新的なレーザー技術に

    女性がノーベル物理学賞を受賞するのは55年ぶりだ。

    2018年12月号

  • パルサー発見者にブレイクスルー賞

    ジョスリン・ベル・バーネルはブレイクスルー賞の賞金約3億円を、科学におけるダイバーシティーの推進のために使うという。

    2018年12月号

  • ノーベル化学賞は試験管内でタンパク質を進化させる手法に

    タンパク質の進化を研究室で制御する方法が開発されたことで、バイオ燃料や新しい薬剤の開発につながった。

    2018年12月号

  • 発見されたガリレオの手紙から新事実

    1回目の異端審問で証拠とされたガリレオの手紙には版が2つある。ガリレオは、主張の柔らかい方が原本で、裁判所には手が加えられたものが送られたと周囲に話していたが、事実は異なるようだ。

    2018年12月号

  • TOOLBOX: クラウドコンピューティング入門

    科学者たちを引き付けているクラウドコンピューティング。その始め方について、経験者が助言する。

    2018年12月号

  • 次なる「緑の革命」作物の育種

    1960年代に「緑の革命」を起こした作物は、高収量だが窒素吸収能が低いために窒素肥料使用量が増加し、環境へ悪影響を及ぼしていた。今回、この「緑の革命」作物の育種によって、高収量を維持しつつ、窒素吸収能の改善に成功したことが報告された。

    2018年11月号

  • 余震の予測もAIで

    ニューラルネットワークを用いて本震後に余震が発生する場所を予測する手法は、従来の予測法よりも正確であることが示された。

    2018年11月号

  • 古代人類の混血第一世代を確認

    ロシアで発見された初期人類の化石が、異なる絶滅ヒト族間の混血で生じた第一世代のものであることが確認された。

    2018年11月号

  • 巨大ブラックホールで重力赤方偏移を観測

    銀河系の中心にある巨大ブラックホールで、一般相対性理論が予言する重力赤方偏移が観測された。

    2018年11月号

  • 火星に水の地底湖を発見

    探査機「マーズ・エクスプレス」のレーダー観測データによれば、火星の地下には液体の水が大量に存在するようだ。これが裏付けられれば、生命探査にも重要な一歩となる。

    2018年11月号

  • CRISPR作物はGM作物と同じくEU法の規制下に

    欧州最高司法府が遺伝子編集作物について示した判断は、科学者や遺伝子編集作物推進者に衝撃を与えている。

    2018年11月号

  • 遺伝子サイレンシング薬をFDAが承認

    RNA干渉の発見から20年。米国政府はようやく、この現象を利用した最初の薬を認可した。

    2018年11月号

  • 気候変動で海洋熱波の頻度が倍増

    海洋生態系を荒廃させる極端な熱事象は今後、増加が予想される。

    2018年10月号

  • 高エネルギーニュートリノの発生源を特定

    宇宙から飛来した高エネルギーのニュートリノが南極大陸の観測施設で検出され、遠い発生源が初めて特定された。宇宙線がどこで生まれるのかという謎の解明に近づいた。

    2018年10月号

  • 出芽酵母の16本の染色体をつなげて1本に

    中国と米国の研究チームがそれぞれ、16本ある酵母の染色体を再編成して、1本ないし2本まで融合することに成功した。意外なことに、こうした酵母の見た目や増殖には異常が見られなかった。

    2018年10月号

  • カメ類の起源と初期進化に新たな手掛かり

    約2億2800万年前の新種のカメ類化石が発見された。頭蓋や肋骨の形状などからはカメ類進化についての重要な手掛かりが得られたが、現生種に似たくちばしの存在は爬虫類進化におけるカメ類の位置に関する謎をさらに深めるものとなった。

    2018年10月号