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  • 絶滅したフクロオオカミのゲノムから分かること

    フクロオオカミの仔の保存標本から得られたゲノムの解析で、この種が絶滅に至った経緯が見えてきた。

    2018年3月号

  • 鍼治療の臨床試験で論争再燃

    鍼治療でがん患者の痛みが緩和されるかを調べる臨床試験が複数行われている。今回、過去最大規模の臨床試験の1つから結果が報告され、がん治療における鍼治療の役割を巡る議論が再燃している。

    2018年3月号

  • 1回の血液検査で8種類のがんを診断

    液体生検の新しい手法が報告された。この方法で8種類の腫瘍と関連する遺伝的変異やタンパク質を血中から探し出すことができる上、塩基配列解析が必要なものに比べ安価に実施できる可能性がある。

    2018年3月号

  • 翼竜は生まれてすぐには飛べなかった?

    中国で、立体構造を維持した翼竜の卵の化石が数百個見つかった。中には胚が保存されたものもあり、その骨の特徴からは、孵化したばかりの幼体は飛べなかった可能性が示唆された。

    2018年3月号

  • 細胞はウイルス由来のタンパク質を使って情報伝達を行う

    細胞が情報伝達を行う様式に、これまでに知られていないものが見つかった。長期記憶に関わるタンパク質Arcは、ウイルスが遺伝物質を運ぶのと似た形式でそれを行っていたのだ。

    2018年3月号

  • 2018年、科学界はどう動く?

    2018年の科学界では、キログラムの再定義、はやぶさ2の小惑星到着、遺伝子編集を応用した新たな治療の臨床試験、科学出版を巡る対立の決着など、さまざまな動きが予想される。

    2018年3月号

  • 「他者」の空間位置を把握する場所細胞

    コウモリとラットで行われた2つの実験で、動物が自己の空間位置を把握するのに用いている脳内のナビゲーションシステムが、他者の場所や動きも捉えていることが示唆された。

    2018年3月号

  • デンキウナギに着想を得た柔らかい電源

    塩水で動作する柔軟で透明な電源が開発された。将来、人工臓器の駆動に使えるかもしれない。

    2018年2月号

  • イッカクの特異な恐怖反応

    イッカクが、人間から逃れる際に「すくみ逃走」という生理学的に矛盾する反応を示すことが明らかになった。これは、北極海での人間活動がイッカクの命を脅かしかねないことを示唆している。

    2018年2月号

  • 中国が中国伝統医学の規制を緩和

    中国伝統医学で用いられる薬について、臨床試験なしで承認する計画を表明した中国政府に対し、科学者たちは、人々を危険にさらす恐れがあると危惧している。

    2018年2月号

  • 気分障害を脳内埋込み装置で治療する臨床試験

    DARPAから資金提供を受けている研究チームが、気分障害やPTSDの患者を脳内埋込み装置を使って治療する試験を始めている。この装置はAIで制御され、神経活動を記録して、自動的に脳を刺激する。

    2018年2月号

  • 細胞が人工塩基を使ってタンパク質を作った!

    生物が遺伝情報をコードするのに用いるアルファベットに新たな文字が追加され、新規タンパク質薬が生産される道が開かれた。

    2018年2月号

  • TOOLBOX: 大学シラバスからデータを掘り出すツール

    オープン・シラバス・プロジェクトの創設者は、大学シラバスのデータを共有することで、大学教育をより良いものにすると同時に、教員にも恩恵をもたらすことができると考えている。

    2018年2月号

  • 米国のポスドクの給料格差

    米国のポスドク研究者の給料に関する調査から、公立大学の一部のポスドクがファストフード店の店員並みの給料で働いているのに対して、年額1000万円以上の給料を得ているポスドクもいることが明らかになった。

    2018年2月号

  • 先端技術研究開発に活路を探る英国

    英国政府がハイテク産業の研究開発に多額の資金を投入する長期戦略を発表した。

    2018年2月号

  • 色で身を隠していた羽毛恐竜

    羽毛恐竜シノサウロプテリクスの特徴的な体色パターンが明らかになり、この小型獣脚類が開けた環境に生息していたことが示唆された。

    2018年2月号

  • 論文中の塩基配列の誤りを探し出すツール

    研究論文を精査して塩基配列の誤りを発見するオンラインソフトウエアが開発された。このプログラムを使って60編以上の論文で不適切な塩基配列が発見されたが、そのほとんどはがんに関する論文だった。

    2018年2月号

  • 実験者の性別がケタミンの作用を左右する?!

    マウスにケタミンを投与する実験で、投与者が男性の場合にだけ、マウスに抗うつ作用が見られることが報告された。

    2018年1月号

  • 光子も「クーパー対」に 相当する対に

    光子が、超伝導での「クーパー対」と共通する仕組みにより、物質中である種の対になるとみられることが分かった。

    2018年1月号

  • 太陽系外からの初めての使者

    奇妙な軌道をとる謎の天体が発見され、集中的な観測の結果、この天体が太陽系外から飛来した恒星間天体であることが明らかになった。

    2018年1月号