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たるんだ肌を若返らせる薄膜
塗布するだけで、たるんだ皮膚に若々しい弾性がよみがえる、透明なシリコンポリマーが開発された。
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「あかつき」から届いた最初の金星観測データ
金星周回軌道への再投入に成功し、見事復活を遂げた日本の金星探査機「あかつき」。今回公開されたのは試験観測の結果だが、そこには全球を覆う硫酸の雲の縞模様や大気中に見られる弓の形をした模様など、これまで目にしたことのない金星の姿が捉えられていた。
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ヒト脳プロジェクトが計算ツールを公開
欧州のヒト脳プロジェクト(HBP)が計算ツールを公開し、計画は本格的に始動した。
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量子の世界は直観できる?
人間の頭脳は、量子力学の奇妙な法則を、論理を介することなく理解できることが、ゲームによって示された。
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実験用マウスの免疫系は未発達のまま
実験用マウスは、その飼育環境が原因で免疫系が十分に成熟していないことが明らかになった。だが、ペットショップで飼育されているマウスとの同居により、ヒト成人に近い免疫系を持つようになるという。
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ゲノム探索でヒットを狙う製薬会社
アストラゼネカ社は疾病に関連付けられる「まれな塩基配列」を探し出すため、200万人分のゲノムを調べる大規模事業を開始する。
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CRISPRマッシュルームは米国では規制対象外に
CRISPR–Cas9法で作製されたキノコが、当局の監督を受けずに栽培・販売できることになった。
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抗ヘビ毒血清不足に立ち向かうための新手法
長年ヘビ咬傷の治療に用いられてきた抗ヘビ毒血清の世界的な不足が問題になっている今、入手困難なヘビ毒に代わり免疫応答を誘発する人工抗原や、毒素を中和する人工抗体の作製などの新手法に期待が高まっている。
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巨大ウイルスにもCRISPR様の「免疫系」が!
サイズからゲノムの複雑さまで、全てが規格外な「ミミウイルス」。発見以来、ウイルスの概念を覆し続けているこの巨大ウイルスで、今度は原核生物が持つCRISPR系に似た防御機構が見つかった。
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現生人類が「ホビット」を絶滅させた?
最新の発掘調査により、「ホビット」の愛称を持つフローレス原人が生きていた時代が、これまで考えられていたより数万年も前だったことが示された。
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脊髄損傷患者の脳と手をつなぐ技術
脊髄損傷患者の思考を電気的な指令へと変換することで筋肉を刺激する「神経バイパス技術」が開発された。患者は、この技術によって麻痺した腕を動かせるようになった。
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脳への電気刺激で運動選手の能力向上?
予備的研究の結果だが、頭皮を介して脳に電気刺激を加えると、運動選手の持久力が向上するらしい。この装置はすでに実用化されており、「脳ドーピング」が懸念される。
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P値の誤用の蔓延に米国統計学会が警告
科学者によるP値の誤用を止めるため、米国統計学会(ASA)が異例の声明を出した。
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遺伝子を限界まで削ぎ落とした人工生命
ゲノム編集で生命の構成要素が操作可能になった中、あのクレイグ・ベンターが、ゲノム設計という手法で遺伝子わずか473個の人工細胞を作製した。驚いたことにその必須遺伝子の3分の1は機能不明だ。
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実験機器は「オープンハードウエア」で安価に
実験機器の設計図を無償で公開して誰でも自作できるようにする「オープンソース・ハードウエア」ムーブメントを盛り上げようと、スイスで会議が開かれた。
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科学研究に一層力を入れる中国
中国で新たな5カ年計画が採択され、科学技術重視の姿勢がより鮮明になった。中国で2020年までに成長が見込まれる分野は、海洋学、脳科学、幹細胞研究だ。
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植物の進化を追う空前規模の種子保存バンク
気候変動に応答して植物がどのように進化するかを調べるための種子バンクが米国で創設された。
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43万年前のヒト核ゲノムで判明した驚きの人類進化史
43万年前の謎の旧人類シマ人の核DNAの配列が解読された。シマ人の正体が判明したのと同時に、現生人類とネアンデルタール人の種分岐が想定外に古かったことも分かった。
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アルツハイマー病マウスで記憶が回復
アルツハイマー病の患者でも記憶を形成できることを示唆する研究結果が発表され、新たな治療への期待が膨らんできた。
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HDLコレステロールは本当に善玉か
「HDLコレステロール値を上昇させれば心疾患のリスクを低減できる」という考えに反する遺伝学的研究結果が報告された。