2004年4月号Volume 1 Number 4

Editorial

国際熱核融合実験炉(ITER)の建設地をめぐる2月の会合は、結論を出せないままに終わった。だが、ITERはぜひとも進展させるべきである。これに最も力を入れているのは日本だ。

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News Features

酵母に含まれる糖のおかげで、戦場の負傷兵のための「フリーズドライ」の血液細胞の供給が可能となりつつある。この技術は、細胞生物学領域の研究室でも応用できそうだ。Geoff Brumfielが報告する。

富士山は日本文化のひとつの象徴であり、地質学的にも最も重要な日本の特徴となっている。しかし、数年前に富士山で地震が頻発するようになるまで、科学者たちは富士山にほとんど関心を払ってこなかった、とDavid Cyranoskiは言う。富士山は再び噴火しようとしているのだろうか。

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Comment

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News & Views

シリコンチップはエレクトロニクス産業の大黒柱だが、フォトニクスの分野でも優位を占めるようになるかもしれない。インテル社の研究者らが本誌に発表した論文によれば、シリコンを使って重要な構成要素である高周波光変調器を作ることができた。

世界全体の自然界に存在する微生物の性質を解明するための興味深い方法きんそうの一つが、複雑な菌叢から全ゲノムを再構築するというやり方である。極めて酸性度の高い微生物生育環境は、そういう目的を達成できるような条件を備えているといえる。

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Brief Communication

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Essay Concept

化石記録と現代のデータをつかえば、生物学的な絶滅とその結果について、より深い理解がえられるだろう。

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