Brief Communication

統合失調症：全ゲノム関連研究とその検証による統合失調症関連遺伝子座の同定

2008年9月1日 Nature Genetics 40, 9 doi: 10.1038/ng.201

統合失調症の全ゲノム関連研究を実行し（症例479例、対照2,937例）、P< 10^-5の遺伝子座について、さらに16,726人の被験者において検討した。追試を行った12の遺伝子座のうち、3つに独立した強い関連が確認された（P< 5x10^-4）。また、追試の全体的なパターンが偶然得られた可能性は低かった（P=9x10^-8）。メタ解析からZNF804A周辺に最も強い関連の証拠が得られ（P=1.61x10^-7）、また、患者の表現型に双極性障害が含まれている場合はこの関連がさらに強くなった（P=9.96x10^-9）。

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