Nature Physics について

Nature Physics は、世界トップクラスの研究論文と、独自の編集によるニュースおよびレビューで構成される物理学専門誌です。メインの研究論文はもちろん、レビュー記事、エッセイ、書評、論評、特集記事、論説も充実しており、その対象範囲、スタイルとも他に類を見ない新しい学術誌になっております。

2005年10月に創刊された月刊誌Nature Physics は、物理学全般を網羅する新しい学術誌で、世界最高レベルの研究論文のほかにニュースやレビューも盛り込むなど、他に類を見ない独自の内容で構成されます。なお、発行形式は印刷版、オンライン版を予定しています。

Nature Physics では、基礎物理学、応用物理学ともにバランスよく取り上げていきます。中心になるのは主要な分野ですが、同時に、中心テーマが物理学の範囲に入るのであれば論題は幅広く扱っていく予定です。また、特に実験的研究に関連する理論物理学も取り上げていきます。

論文発表に関しては、Nature Physics では、長編から短編までさまざまな論文が迅速に発行できます。

編集方針としては、定評あるプレプリント・サーバーへの論文提出も認めています。また、LaTeX原稿も受け付けています。

一方、読者には、最新の研究成果・情報が入手できるとともに、知的好奇心も十分満足させられる内容となっています。具体的には、原著論文の論点を補足する意味で、毎月、新人研究者にもベテラン研究者にも関心の高い包括的なレビュー記事を掲載するほか、 Editorials、Essays、Book Reviews、Commentary、News and Views、Special Featuresなど、多彩な内容を盛り込んでいきます。

対象範囲、スタイルともこれまでにない新しい学術誌Nature Physics は、学術研究、産業的研究問わず、あらゆる物理学研究者の貴重な情報源になるでしょう。

以下、Nature Physics で扱う領域の一部を紹介します。

  • 量子物理学
  • 原子物理学、分子物理学
  • 統計物理学、熱力学、非線形力学
  • 凝縮系物理学
  • 流体力学
  • 光物理学
  • 化学物理学
  • 情報理論と演算処理
  • 電子工学、光通信学、デバイス物理
  • ナノテクノロジー
  • 原子物理学
  • プラズマ物理学
  • 高エネルギー粒子物理学
  • 宇宙物理学
  • 生物物理学
  • 地球物理学

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