注目の論文
34億年前の硫黄代謝微生物
Nature Geoscience
2011年8月22日
3.4-billion-year-old sulphur-metabolizing microbes
硫黄化合物をエネルギー源として用いた34億年前の微生物化石が、西オーストラリアで採取された岩石中に見つかったとの報告が寄せられている。
D WaceyとM Brasierらは、西オーストラリアのストレリー・プール地層で得られた岩石に存在する微化石を分析し、それらが古代の微生物の化石であると結論した。化石は黄鉄鉱(鉄と硫黄の鉱物化合物)の小さな結晶と関連性がある。硫黄の同位体組成は、黄鉄鉱が硫酸塩と硫黄に基づいた細胞代謝の副生成物として形成されたことを示唆している。
doi: 10.1038/ngeo1238
注目の論文
-
4月2日
気候変動:南極海の温暖化が熱帯降雨に及ぼす影響Nature Communications
-
3月13日
気候科学:記録的な海洋温度が気候モデルに合致するかもしれないNature
-
3月13日
環境:19世紀後半以降、地中海地域の降水量はほぼ安定しているNature
-
3月13日
考古学:西ヨーロッパで発見された最古の顔の一部Nature
-
3月11日
気候変動:温室効果ガス排出は人工衛星を脅かすかもしれないNature Sustainability
-
3月7日
惑星科学:月面において氷が存在するさらなる候補地Communications Earth & Environment