オープンアクセスジャーナル Horticulture Research を2014年に立ち上げ
2013年7月6日
本日、ネイチャー·パブリッシング·グループ(NPG)と南京農業大学は、2014年にHorticulture Researchを立ち上げることを発表しました。Horticulture Researchは、オープンアクセスジャーナルであり、2014年1月にnature.com上で公開を開始します。この新しいパートナーシップは、上海科学館におけるマクミラン・サイエンス・エデュケーションの上海オフィスの立ち上げのイベントにおいて発表されました。
Horticulture Researchは、果物、野菜、観賞用の木々や花、ハーブ、紅茶の木など、全ての主要な園芸作物について焦点を当て、収穫前・収穫後の段階における新規な発見に関するオリジナルの研究論文やレビュー、ミニ・レビューを掲載します。Horticulture Researchは主に、国際的かつ専門的な基礎・基盤研究に焦点を当て、遺伝学、繁殖、「オミクス」と進化、発生、品種化園芸作物、バイオテクノロジー、生化学、生理学、細胞/分子生物学、他の生物との相互作用を含む環境生物学などの領域をカバーします。
Horticulture Researchの編集長は、南京農業大学園芸単科大学およびテネシー大学植物科学科で教授を務めているZong-Ming (Max) Cheng博士です。Cheng博士は、コーネル大学で博士号を取得し、アメリカ園芸学会のフェローとなり、米国で20年にわたる研究および教育を行った後、これらの大学の教授となりました。
オープンアクセスジャーナルであるHorticulture Researchは、CC-BYなど、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの選択肢を著者に提供します。Article Processing Charge(APC)は、論文受理の際に徴収致します。公開された記事は全て、ただちに世界中の読者が無料で閲覧できるようになります。
Horticulture Researchは、NPGが学会などと共同で出版するジャーナルとしては、中国で8誌目、アジア太平洋地域では16誌目となります。NPGは、中国科学院上海生命科学研究院のために、2006年からCell Researchを発行しています。中国のジャーナルで、NPGで発行するようになった最初のジャーナルであるCell Researchは、今ではインパクトファクターで中国を牽引しています。
南京農業大学は、中国教育部の直轄の国家重点大学であり、農業および生命科学に力を入れています。南京農業大学は、国家重点大学である「211工程」大学であり、また、「985工程」の「利点規律イノベーション・プラットフォーム」プログラムでもサポートされています。南京は、高等教育と科学研究のための主要な都市です。南京は、中国の四大古都の1つであり、江蘇省の首都です。
www.nature.com/hortres
※本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。
EN: http://www.nature.com/press_releases/horti.html