ネイチャー・パブリッシング・グループ、オープンアクセスジャーナルでCC BY 4.0を標準に
2015年1月25日
2015年1月26日-本日より、ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)が保有するオープンアクセスジャーナル全18誌およびNPGが出版する学会誌2誌では、クリエイティブ・コモンズ表示ライセンスであるCC BY 4.0を標準とします。今後出版されるオープンアクセスジャーナルも、全てCC BY 4.0を標準とします。
ネイチャー・パブリッシング・グループ/パルグレイブ・マクミランのオープンリサーチストラテジーディレクターであるCarrie Calderは、次のように述べています。「私たちはオープンアクセスの推進に尽力しており、再利用と発見を最大限可能にするCC BYは、オープンアクセスにおけるゴールドスタンダードとして広く認識されています。これにより、私たちが保有しているオープンアクセスジャーナルはすべて、既存のあらゆる助成機関のマンデートに準拠することになります。」
「昨年末にかけて、完全オープンアクセス化された Nature Communications の標準ライセンス形態をCC BYとし、全ライセンス均一のAPC料金を適用すると発表した際には、関係者から素晴らしい反応がありました。さまざまなグループから意見を集めるため、その他のジャーナルについても試験的にこれを行っています。しかし、現在も著者の選択に委ねていることに変わりはなく、ご要望に合わせてライセンス形態を選択いただけます。」
Nature Communications では、既に2014年10月からCC BYを標準として使用しています。今回の取り組みには、その他に以下のジャーナルが含まれます。
● npj Primary Care and Respiratory Medicine
● Scientific Reports
● Scientific Data
● 完全にオープンアクセス化された学術誌7誌:
○ Blood Cancer Journal
○ Clinical & Translational Immunology*
○ Cell Death & Disease*
○ NPG Asia Materials
○ Nutrition & Diabetes
○ Oncogenesis
○ Translational Psychiatry
○ 最近発表されたネイチャー・パートナー・ジャーナル 9誌と Cell Discovery を含む近刊予定の10誌
(*学会が保有しているジャーナル)
NPGは、ライセンス形態の選択にかかわらず、APC料金の均一化も進めていきます。詳しくは、こちらのCarrie Calderからのお知らせをご覧ください。
以上
詳細は、次の担当者までお問い合わせください。
Amy Bourke
コーポレート・コミュニケーションズ・マネージャー
ネイチャー・パブリッシング・グループ/パルグレイヴ・マクミラン
E:a.bourke@nature.com
電話:020 7843 4603 | 携帯電話: +44 (0) 7703717212
新谷 洋子
ネイチャー・パブリッシング・グループ
E:y.shintani@nature.com
※本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。
英語プレスリリース
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