Press release

今週(2020年6月11日発行)のNature のコンテンツの掲載の遅延について

2020年6月10日

2020年6月10日

Nature はあらゆる形態の人種差別に反対し、我々は世界中の他の人々と協力して、明確に「Black Lives Matter」を訴えます。Nature が圧倒的に白人が多い科学機関の中にあって、体系的人種差別に加担してきた(そして今も加担している)ことを我々は認識しており、こうした不公平を是正して、疎外された声をより大きくするために、一層の努力をしなければならないと考えています。今週号のNature の社説「Systemic racism: science must listen, learn and change」(2020年6月9日)は、これらの問題を取り上げ、研究における黒人に対する差別的慣行を終わらせるための取り組みへのコミットメントをより強化しています。

Nature は、研究コミュニティーにおける系統的な人種差別への大きな変化を求める呼び掛けの中で#ShutdownSTEM #Strike4BlackLives(https://www.shutdownstem.com/)に参加しており、6月10日には、アカデミアやSTEMにおける黒人支援に直接関連するコンテンツのみを掲載する予定です(COVID-19の世界的なパンデミックに関連するコンテンツも掲載します)。

このため、nature.comで日本時間の6月11日(木)午前0時掲載予定であったNature論文の発行は、6月11日(木)ロンドン時間午前10時/日本時間午後6時まで延期されます。報道関係者の皆さまにおかれましては、論文が出版されるこの時間まで、これらの論文に関するニュース記事の掲載をお待ちいただければ幸いです。

また、natureasia.comでの日本語コンテンツの掲載は6月12日(金)午前10時頃を予定しております。

掲載時期の変更についてのお知らせが遅れましたことをお詫び申し上げます。

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宮﨑 亜矢子
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※ 本プレスリリースの原本(一部を除いて)は英語であり、日本語は参考翻訳です。

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