Press release

シュプリンガー・ネイチャー・グループ、「The Valuable 500」に署名し、障害者インクルージョンに関する活動を実施

2021年2月4日

シュプリンガー・ネイチャー・グループは、The Valuable 500に署名し、障害者インクルージョンに関して、より有益な影響を及ぼすことを公約します。

ロンドン 2021年1月29日

シュプリンガー・ネイチャー・グループは、The Valuable 500(ビジネス・リーダーシップ・アジェンダに障害者インクルージョンを盛り込むことを目的としたグローバル・ムーブメント)に署名しました。これは、当グループの「多様性・公平性・包括性」(Diversity, Equity, and Inclusion (DEI))戦略の策定における新たな一歩となります。

The Valuable 500は、全ての障害者の利益のため、サプライチェーン全体におけるビジネスシステムの抜本的な変革に取り組む唯一のグローバルなCEOコミュニティーです。

シュプリンガー・ネイチャーでは、発見への扉を開き、シュプリンガー・ネイチャーの全社員がそれぞれに最善を尽くし、目標の達成に向けて努力することを可能にし、学習と学問の進展における成果の公正性の向上をサポートするという当社のミッションを達成するためには、DEIが必要不可欠であると考えています。

シュプリンガー・ネイチャーは、The Valuable 500への参加を通じ、アクセシビリティーに関するベストプラクティスに則った採用プロセスの実現に向けて、さらに踏み込んだ措置を講じることを公約し、英国において「自信を持って障害者を雇用する(Disability Confident)」企業へと自らを変革するとともに、障害者とニューロダイバーシティ(脳の多様性)に重点を置いたグローバルな従業員ネットワークの構築とサポートに引き続き取り組んでまいります。また、当社では、障害を抱える利用者向けのコンテンツとプラットフォーム・エクスペリエンスの改善も計画しています。

シュプリンガー・ネイチャー・グループ最高経営責任者(CEO)のFrank Vrancken Peeters(フランク・ブランケン・ピーターズ)は、「シュプリンガー・ネイチャーの包括性のある文化は、当社とそのすべての出版物におけるアクセシビリティーを高め、改善するという野心的な目標の達成に向けた原動力となっています。当社は、The Valuable 500への参加を通じ、障害者インクルージョンにプラスの変化をもたらす取り組みの強化を公約しています」と語りました。

The Valuable 500創設者のCaroline Caseyは、「シュプリンガー・ネイチャーがThe Valuable 500に署名したことを嬉しく思います。これは、同社の社員、同社がサービスを提供するコミュニティー、幅広い社会による支持のもと、障害者インクルージョンに向けた活動を実施するという同社の公約を形として示したものです。私たちは、企業が自らを再生させ、変革させるユニークな機会を提供するこの重要な転換点において、新たに参加したすべてのメンバーを心から歓迎いたします」と語りました。

シュプリンガー・ネイチャーの多様性と包括性に関する取り組みについては、こちら(英語)をご覧ください。

シュプリンガー・ネイチャーは、研究者、教育者、臨床医、その他の専門家に発見への扉を開きます。当社の出版物、書籍、ジャーナル、プラットフォーム、およびテクノロジーソリューションは、世界中で毎日何百万もの人々に届いています。175年以上にわたり、当社のブランドとインプリントは、これらのコミュニティーに信頼される知識の源となっております。今日では、これまで以上に、これらの人々が基礎的な知識にアクセスし、それらの研究を信頼し、理解し、利用できるようにすることが当社の責任であると考えています。それによって、研究者がより良い成果を創出し、前進し、後に続く世代の恩恵となるよう努めています。

詳しい情報は、group.springernature.com をご覧いただき、@SpringerNature のフォローをお願いいたします。

The Valuable 500は、2019年1月に開催された世界経済フォーラムの年次総会において、社会起業家・活動家であるCaroline Caseyが発足させたものです。The Valuable 500では障害者について、グローバルなビジネス・リーダーシップ・アジェンダに盛り込むことを目指しています。

The Valuable 500は、2015年にCaroline Caseyが設立した団体Bincによって創設されました。The Valuable 500では、Caroline Caseyが18年にわたって450以上の団体と関与し、成功を収めてきた実績を最大限に利用し、ビジネス・インクルージョンの新時代に向けた歴史的なグローバル・ムーブメントを引き起こすことを使命としています。同キャンペーンは、Cannes Lion、D&AD、BIMAの3つの賞を受賞しています。

その目標は、1,000人以上の従業員を抱える国際企業500社に対し、各企業における障害者インクルージョンの進展を公約させることにあります。私たちは、最も影響力の大きいビジネスリーダーやブランドに働きかけることにより、全世界で障害を抱えながら生活している13億人の人々、そしていずれは障害を抱えることになる何百万もの人々の潜在的な事業価値や社会的価値、経済的価値を最大限に活かすための転換点をビジネスにもたらしたいと考えています。

私たちはビジネスがムーブメントを主導し、社会と政府がそれに続けば、真のインクルージョン文化を備える企業の手によって、真のインクルージョン文化を備える社会を構築することができると信じています。

詳細は、こちらをご覧ください。

*2021年1月29日、The Valuable 500のウェブサイトにおいて、日本財団がグローバル・インパクト・パートナーとして連携することがあわせて発表されました。

宮﨑 亜矢子
シュプリンガー・ネイチャー
コミュニケーションズ
Tel: +81 (0)3 4533 8204
E-mail: ayako.miyazaki@springernature.com

※ 本プレスリリースの原本(一部を除いて)は英語であり、日本語は参考翻訳です。

英語プレスリリース

 

「プレスリリース」記事一覧へ戻る

プライバシーマーク制度