Press release

シュプリンガー・ネイチャー、新たなAI主導の研究意思決定支援サービスを開始

2022年7月13日

Nature Research Intelligenceは、資金調達と戦略に関する意思決定に不可欠な情報サービスとNして、Natureの編集に関する専門知識ととともに、リアルタイムデータへのアクセスを提供

ロンドン | ニューヨーク | ハイデルベルク

シュプリンガー・ネイチャーが本日発表した新しいAI主導支援サービスにより、学術団体や政府機関、企業の研究に関する意思決定者は資金調達や戦略について情報やデータを根拠とする意思決定をすることができ、各組織の研究への投資が社会経済へもたらすインパクトを高めることが可能となります。

Nature Research Intelligence は、150年に及ぶNatureの編集と研究に関する専門知識を最大限活用しており、既得のNature Indexの成功を基に構築されています。この支援サービスにより、研究の意思決定者はリアルタイムの情報とデータの利用が可能となり、研究チームは、最善で最新の洞察を得て、種別し、キュレートし、把握することができます。Nature Research Intelligenceは、研究チームがデータを根拠とする戦略を策定し、研究や協働研究の機会を識別し、最新の研究トレンドに関する洞察を深めることを支援します。結果として、Nature Research Intelligenceは、戦略的な意志決定に関する指針を示し、資金調達に貢献し、社会の利益となる最先端の研究の実現を支援します。

研究は、ワクチンの開発から気候変動への取り組みに至るまで科学的進歩を推進する中心的な力であり、当サービスの重要性は、まさにそこにあります。官民両セクターの多くの研究部門が、質の高いデータと総合的な洞察に基づく決定を行うことができない状態にあります。そのため、各々の組織や機関、企業に対し、エビデンスを根拠として戦略と開発に関する提言をする能力を発揮することができていません。

シュプリンガー・ネイチャーの Chief Solutions Officer であるHarsh Jegadeesanは、当サービスの提供開始について、以下のようにコメントしています。

「研究には、経済面や医療面、環境面における進歩を刺激し、その指針を示す力があるなど、あらゆる業界に影響を与えます。シュプリンガー・ネイチャーでは、全ての業界と社会全体に対し、この段階的変化を支援するデジタルプラットフォームとツール、サービスを提供する取り組みを進めることをお約束します。その範囲は、当社と関係の深い研究・学術コミュニティーとの協働のため実施する取り組みに留まることなく、企業や研究機関との共同研究にも及びます。Nature Research Intelligenceのサービス提供開始は、その重要な例のひとつです」

Nature Research Intelligenceの発表にあたり、全ての科学分野と出版社をから横断的に得られる洞察を提供する3種類の研究支援製品も提供されています。

Nature Strategy Report —研究方針を策定するための洞察を提供するカスタマイズされた高品質レポート。

Nature Index—組織が自らの研究成果を理解するために役立つ、世界的に高く評価されていて拡大を続ける一連の評価基準。

Nature Navigator—リアルタイムデータを使用して研究に関する意志決定の指針を示すライブウィンドウ。ならびに新興の研究トピックを要約し、研究に関する意思決定の指針を示し、潜在的な共同研究の機会を特定するAI。

またVP Research Intelligence のDarren Howellは、以下のように述べています。

「科学的発見の最先端に居続けることと、それが研究方針にもたらす意味を把握し続けることがこれほど重要かつ困難になったことはいまだかつてありません。現在のように、大量の研究活動が行われているなかにあって、どのようにすればコミュニティーの多くが自ら信頼する洞察をもって、意思決定することができるのでしょうか? 当社が関わるコミュニティーへの広範な支援活動を通じて、この問いは明確な挑戦として認識されました。当社は、イノベーションとAI技術、Natureが有する150年を超える編集経験を通して、独自のソリューションをコミュニティーに提供することができると考えています。Nature Research Intelligenceにより、私たちは、最新技術を通じて得られた質の高い洞察、ならびにNatureが有する編集に関する専門的知識に基づく情報を提供することにより、意志決定者に自信を与えるとともに、さらなる高い投資効果を求めて、研究分野を識別することができるように支援したいと考えています」

「Nature Research Intelligence」と関連サービスに関する詳しい情報については、こちらをご覧ください。

Nature Research Intelligenceについて

Nature Research Intelligence は、150年に及ぶNatureの編集と研究に関する専門知識を最大限活用しており、既得のNature Indexの成功を基に構築されています。この支援サービスにより、研究の意思決定者はリアルタイムの情報とデータの利用が可能となり、研究チームは、最善かつ最新の洞察を得て、種別し、キュレートし、把握することができます。詳細は、Nature Research Intelligenceページをご覧ください。

ネイチャー・ポートフォリオについて

ネイチャー・ポートフォリオは、生命科学・物理学・化学・応用科学など多岐にわたる分野で高品質のジャーナル、オンラインデータベース、研究者を対象としたサービスなど、科学界への貢献を目的としたサービスからなるポートフォリオを提供しています。

1869年創刊のNature は、世界有数の週刊の国際科学雑誌です。さらに、ネイチャー・ポートフォリオは、Nature リサーチ誌とNature レビュー誌をはじめ、オープンアクセスの主要な学際的ジャーナルであるNature Communications Scientific Reports など、研究機関と学会の協力によるNature Partner Journalsも出版しています。これらのジャーナルには、世界で最も重要な科学的発見が掲載されています。

オンラインのnature.comには、1カ月当たり900万人を超えるユーザーが訪れ、Nature のニュース記事やコメント記事、そしてNature Careersなどの科学求人サイトにアクセスしています。また、ネイチャー・ポートフォリオは、オンラインおよび対面によるトレーニングや専門家による英文校正サービスなど、さまざまな研究者支援サービスも提供しています。

詳しい情報については、nature.comをご覧いただき、@NaturePortfolioのフォローをお願いいたします。ネイチャー・ポートフォリオは、シュプリンガー・ネイチャーの一部です。

シュプリンガー・ネイチャーについて

シュプリンガー・ネイチャーは、180年以上にわたり、研究コミュニティー全体へ最良のサービスを提供することによって発見の進展に貢献してきました。研究者が新しいアイデアを公開することを支援するとともに、公開する全ての研究が重要でロバストで、客観的な精査にも耐え、関心を持つ全ての読者に最も良いフォーマットで届き、発見、アクセス、使用、再利用、および共有されるようにします。私たちは、テクノロジーやデータの革新を通じて図書館員や研究機関を支援し、学会に出版を支援するための優良サービスを提供します。

学術出版社として、シュプリンガー・ネイチャーは、シュプリンガー、ネイチャー・ポートフォリオ、BMC、Palgrave Macmillan、Scientific Americanなどの信頼されたブランドを有しています。詳しい情報は、springernature.com をご覧いただき、@SpringerNature のフォローをお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ

三木 律子
シュプリンガー・ネイチャー
コーポレート・アフェアーズ
E-mail: ritsuko.miki@springernature.com

※ 本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。英語プレスリリースへのクリックはこちら

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