Press release

シュプリンガーネイチャーの転換契約、現時点で全世界3,700以上の研究機関の研究者をサポート

2024年5月17日

出版社による転換契約の拡大により、オープンアクセスの大規模な加速に向けた公約を実現

ロンドン|ベルリン|ニューヨーク 2024年5月3日

シュプリンガーネイチャーでは現在、転換契約を通じ、6大陸、3,700以上の研究機関の研究者によるオープンアクセス(Open Access;OA)出版をサポートしています。拡大を続ける当社の転換契約(Transformative Agreement;TA)は、オープンアクセスへのグローバルな移行を加速させ、場所や資金を問わず、オープンアクセスによる出版を希望するすべての人がそれを実現できるようにするというシュプリンガーネイチャーの姿勢を明確に示すものです。

シュプリンガーネイチャーのChief Commercial OfficerであるCarolyn Honour(キャロリン・オナー)は、次のように述べています。

「転換契約は、オープンアクセスを急速に拡大し、大規模な移行をサポートすることにより、全世界の研究者がオープンアクセス出版というオプションを実行する可能性を高める最も効果的で持続可能な方法であることが実証されています。研究は、国際社会が直面している課題に対処し、それを解明するうえできわめて重要な役割を担っています。より多くの研究者がオープンアクセス出版を実施し、活用できることで、研究を一層強化し、研究へのアクセスを容易にし、その再利用を可能にします。同時に、世界で最も重要な問題に取り組む人々の手に研究を届けることを可能にする、より多様性に富んだ研究環境をサポートできるのです」

2024年第一四半期に開始された注目すべき契約は、次のとおりです。

現在、当社と提携している研究者は、いずれもオープンアクセスが実現する認知度と利用の拡大による恩恵を受けています。一方、各々の研究機関は、合理化されたオープンアクセスワークフローによるサポートを受けるとともに、研究のリーチとインパクトの強化による恩恵を受けています。

シュプリンガーネイチャーは、学術分野や場所、資金調達に関する状況を問わず、すべての研究者によるオープンアクセスの利用を可能にする持続可能な方法を真摯に探求し続けています。オープンアクセスとオープンリサーチに対する当社の公約に関する詳細については、オープンリサーチのページをご覧ください。

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シュプリンガーネイチャーについて

シュプリンガーネイチャーは、180年以上にわたり、研究コミュニティー全体へ最良のサービスを提供することによって発見の進展に貢献してきました。研究者が新しいアイデアを公開することを支援するとともに、出版するすべての研究が重要で着実であり、客観的な精査にも耐え、関心をもつすべての読者にもっとも良いフォーマットで届き、発見、アクセス、使用、再利用、および共有されるようにします。私たちは、テクノロジーやデータの革新を通じて図書館員や研究機関をサポートし、学会に出版を支援するための優良なサービスを提供します。

学術出版社として、シュプリンガーネイチャーは、シュプリンガー(Springer)、ネイチャーポートフォリオ(Nature Portfolio)、BMC、パルグレイブ・マクミラン(Palgrave Macmillan)、サイエンティフィック・アメリカン(Scientific American)などの信頼されたブランドを有しています。

詳しい情報は、springernature.com をご覧いただき、@SpringerNature のフォローをお願いいたします。

本件に関するお問い合わせ

宮﨑 亜矢子
シュプリンガーネイチャー
コーポレート・アフェアーズ
E-mail: ayako.miyazaki@springernature.com

※ 本プレスリリースの原本(一部を除いて)は英語であり、日本語は参考翻訳です。

英語プレスリリース:Researchers from over 3700 global institutions now supported by Springer Nature Transformative Agreements

 

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