注目の論文
鼻は知っている
Nature Neuroscience
2011年9月26日
The nose knows
ヒトの鼻にある嗅覚受容体の配置は、快いとか不快だとかの匂いの感じ方によってある程度決まっているとの報告が寄せられている。匂いに対する主観的な好みはヒトならば報告できるが、動物では評価が難しい。これらの研究結果 は、嗅覚受容体の応答を系統的に調べた最初の考察である。
N Sobelらはヒトの鼻粘膜で、さまざまな匂いに対する神経活性を直接測定した。さらに、被験者にはそれぞれの匂いの快さ(または不快さ)を判定してもらった。ある快い匂いに最も応答する部位は他の快い匂いに対しても強く応答しがちで、不快な匂いに最も応答する部位は他の不快な匂いに対しても強く応答する可能性があるとわかった。
doi: 10.1038/nn.2926
注目の論文
-
2月21日
動物学:大きな鳥は必ずしも鳥頭というわけではないScientific Reports
-
2月19日
生態学:深海の生態系を調査するNature Communications
-
2月18日
がん:CAR-T療法を受けた患者に長期寛解Nature Medicine
-
2月13日
動物の行動:カメは磁気地図が食べ物に導くと踊るNature
-
2月13日
古生物学:初期の尾の短い鳥Nature
-
2月6日
遺伝学:古代のゲノムがヤムナ文化の起源の手がかりとなるNature