注目の論文
鼻は知っている
Nature Neuroscience
2011年9月26日
The nose knows
ヒトの鼻にある嗅覚受容体の配置は、快いとか不快だとかの匂いの感じ方によってある程度決まっているとの報告が寄せられている。匂いに対する主観的な好みはヒトならば報告できるが、動物では評価が難しい。これらの研究結果 は、嗅覚受容体の応答を系統的に調べた最初の考察である。
N Sobelらはヒトの鼻粘膜で、さまざまな匂いに対する神経活性を直接測定した。さらに、被験者にはそれぞれの匂いの快さ(または不快さ)を判定してもらった。ある快い匂いに最も応答する部位は他の快い匂いに対しても強く応答しがちで、不快な匂いに最も応答する部位は他の不快な匂いに対しても強く応答する可能性があるとわかった。
doi: 10.1038/nn.2926
注目の論文
-
11月21日
生物学:全ヒト細胞アトラスの作成Nature
-
11月21日
健康科学:イカに着想を得た針を使わない薬物送達システムNature
-
11月20日
生態学:リュウキュウアオイが太陽光を共有するNature Communications
-
11月19日
メンタルヘルス:50歳以上の成人のウェルビーイングは、インターネットの利用によって改善される可能性があるNature Human Behaviour
-
11月19日
健康:肥満に関する記憶は細胞に書き込まれるNature
-
11月15日
人工知能:AIが生成した詩は人間が書いた詩よりも好まれるScientific Reports