注目の論文
双極性障害に関連する遺伝的多型
Nature Genetics
2011年9月19日
Variant associated with bipolar disorder
このほど、双極性障害に関連する遺伝的多型が新たに同定された。双極性障害は、重篤な精神疾患の1つで、一般集団における発症率は1%を超えている。研究結果を報告する論文が、Nature Genetics(電子版)に掲載される。
Psychiatric GWAS Consortium Bipolar Disorder Working Group(精神医学ゲノムワイド関連解析コンソーシアム双極性障害ワーキンググループ)のP Sklarたちは、16,731人を対象とした双極性障害の関連解析を行い、46,918人の追試サンプルで解析結果の再現性を確認した。今回の解析で、Sklarたちは、双極性障害に関連するODZ4遺伝子の遺伝的多型を同定した。Sklarたちは、カルシウムチャネルのサブユニットで構成された経路が双極性障害のリスクに影響を与えるという考え方を示している。
doi: 10.1038/ng.943
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