注目の論文
メキシコ湾流とともに移動するシルバーヘイクの生息分布
Nature Communications
2011年8月3日
Silver hake fish follow the Gulf Stream
シルバーヘイクの生息分布が北へ移動していることが、これまで40年にわたって観察されていたが、この生息分布の移動がメキシコ湾流の経路に関連している可能性があることが明らかになった。今回の研究成果は、メキシコ湾流の位置が北へ移動しているという気候モデルによる予測を使って、米国北東岸での商業上重要なシルバーヘイクの出現を10年スケールで予想できることを示唆している。詳細を報告する論文は、今週、Nature Communicationsに掲載される。
今回の研究で、J Nyeたちは、温度などの気候条件の変化に応じて生物種の空間分布が変化する過程の一例を示している。北大西洋では大規模な大気と海洋の変化が起こって、大陸棚上の底層水の温度とメキシコ湾流の位置が変化しており、これに成体のシルバーヘイクが応答しているのだ。
doi: 10.1038/ncomms1420
注目の論文
-
9月24日
神経科学:詳細な脳地図で、発達、加齢、機能低下、疾患を探るNature
-
9月24日
社会科学:経済的虐待の兆候を明らかにするNature
-
9月23日
進化:RNAワールドの時期を絞り込むNature Communications
-
9月22日
技術:経口摂取型の紙製電池が前臨床研究で医療機器に電力を供給Nature Chemical Engineering
-
9月17日
神経科学:ヒトの脳オルガノイドがマウス内で神経ネットワークを形成するNature
-
9月16日
考古学:すべての道がローマにつうじるわけではない――ローマ帝国の道路網を探るNature Communications
