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動物行動学:大型の鳥は失速をうまく利用して止まり木に止まる

Nature 607, 7917

止まり木に止まる直前のモモアカノスリ(<i>Parabuteo unicinctus</i>)。
止まり木に止まる直前のモモアカノスリ(Parabuteo unicinctus)。 | 拡大する

Credit: Javier Fernández Sánchez / Moment / Getty Images

止まり木に向かって飛ぶ鳥は、完全に停止するために減速する必要があるが、目標を飛び越えてしまわないために、どのような動作を行っているのだろうか。今回、4羽のモモアカノスリ(Parabuteo unicinctus)の研究で、羽ばたき降下の後に滑空上昇を行うことで、危険を伴う失速後の飛翔距離が最小化される一方、この動作では安全に止まるための時間やエネルギーは単独では最小化されていないことが分かった。

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