Nature ハイライト

健康科学:低・中所得国での小児の成長遅滞のリスクと影響

Nature 621, 7979

今週号では、Ki小児発育コンソーシアム(Ki Child growth Consortium)が、低・中所得国の小児の成長遅滞(growth faltering)とその原因や影響について調べた結果が、3編の論文として報告されている。今回の研究は、南アジア、サハラ以南のアフリカ、中南米からの8万人以上のデータを統合したもので、成長阻害は小児の健康に深刻な影響を及ぼしており、その改善には母親と小児に対する積極的な介入策が必要であることが示唆された。

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