Nature ハイライト

考古学:チベット高原のデニソワ人はヤギを生活の糧にしていた

Nature 632, 8023

チベット高原にある白石崖溶洞の入り口。
チベット高原にある白石崖溶洞の入り口。 | 拡大する

Dongju Zhang’s group (Lanzhou University)

今回、デニソワ人の下顎骨と堆積物中のデニソワ人ミトコンドリアDNAが発見されたチベット高原の白石崖溶洞(Baishiya Karst Cave)で、ヤギ類が大半を占める動物遺存体群が出土し、約4万8000~3万2000年前のこの高地洞窟における骨の蓄積の主な主体は、デニソワ人であったことが示された。

2024年8月1日号の Nature ハイライト

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