Nature ハイライト

免疫学:ブルーストリパノソーマの抗原多様性は血管外で生じる

Nature 636, 8042

寄生性原虫であるブルーストリパノソーマ(Trypanosoma brucei)は、その表面コートを絶えず変化させ続けることで免疫応答を回避しているが、この過程の研究は、そのほとんどが血中でしか行われていなかった。今回、ブルーストリパノソーマ寄生虫の大部分は、血中よりもむしろ宿主組織内に存在しており、寄生虫の抗原多様性が生じるのは主に組織内であることが示されている。

2024年12月12日号の Nature ハイライト

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