Nature ハイライト

乳がん:進行性乳がん治療ではCDK4/6阻害剤を初めから使う必要はない?

Nature 636, 8042

今回、乳がん治療でのCDK4/6阻害剤の使用を第一選択療法とした場合と、第二選択療法とした場合とを比較した第3相SONIA試験の結果が報告され、統計的に意味のある差異は観察されなかった。一方、第一選択療法での使用の方が投与期間は著しく長く、有害事象も多かったことから、CDK4/6阻害剤を第一選択療法とすることの必然性に疑問が生じている。

2024年12月12日号の Nature ハイライト

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