Nature ハイライト 遺伝:新たな糖尿病遺伝子の発見 2007年8月2日 Nature 448, 7153 1型糖尿病の病因と関連する遺伝子が新たに発見され、発症予知のための検査法の開発が推進されそうだ。500人を超える1型糖尿病患者から得たDNAを用いて全ゲノム関連解析が行われ、1型糖尿病に関係があることが知られている遺伝子の関連が確認され、また、新たにKIAA0350遺伝子との関連性が見つかった。この遺伝子は、糖の認識や細胞接着などを行うタンパク質群の1つで、糖鎖に結合するC型レクチンをコードしている。 2007年8月2日号の Nature ハイライト 脳:脳損傷後の刺激で意識回復を狙う 遺伝:クロマチン・プロファイリング 細胞:違いをシグナル伝達 細胞:肺癌とALK 物性:グラフェンでのスピン輸送 地球:剪断応力が起こす微動 進化:最古の硬骨魚類の顎と歯 進化:ミクロな規模のマクロな進化 遺伝:新たな糖尿病遺伝子の発見 物理:秩序と無秩序 目次へ戻る