Nature ハイライト

免疫学:レトロトランスポゾンが感染による免疫応答を抑制

Nature 608, 7924

転位性遺伝因子は、細胞機能の基礎となる遺伝子発現を調節することができる。今回、哺乳類ゲノムでは、レトロトランスポゾンの維持によって、ウイルス感染に対する免疫応答の抑制や宿主を殺さないウイルス除去が可能になり、これがウイルス感染後の宿主の生存を有利にしていることを示す証拠が提示された。

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