Nature ハイライト

翻訳:RNAの構造がタンパク質合成の開始部位を動的に調節する

Nature 621, 7978

今回、植物の免疫応答では、上流開始コドン(uAUG)とそれに隣接する二本鎖RNA構造とが一緒になって選択的な翻訳開始部位を決定しており、同じことがヒト細胞でも起こっていることが明らかになった。このような「uAUG-ds」mRNA構造は開始コドンの選択を動的に調節しており、変化する状況に適応したタンパク質合成を可能にしている。

2023年9月14日号の Nature ハイライト

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