Nature ハイライト Cover Story:地球のための2度目のチャンス:リオ地球サミットはこの20年間の失敗を取り戻すことができるか? 2012年6月7日 Nature 486, 7401 地球に2度目のチャンスが到来した。1992年にリオデジャネイロで開催された地球サミットでは、世界の指導者たちが地球の気候と生物多様性を守ることを宣言した。しかしその後、状況はさらに悪化している。編集部では、20年ぶりに再びリオで開催される地球サミットを前に、どこで失敗したのか、そしてどうすれば事態をまだ是正できる可能性があるのかについて報告する。また今週号の一連のReviewや論文では、生物多様性の減少が生態系にどのように影響を及ぼしつつあるのか、先進国世界の消費パターンがどこまで責められるべきかが検証されている。(Introduction p.19) 2012年6月7日号の Nature ハイライト 発生:大脳新皮質の発生制御 医学:アンチ標的は見逃すように調整された抗がん剤 宇宙:天の川銀河の「若い」ハロー 宇宙:紫外線によって浮び上がった火星メタンの新たな起源 地球:保存されてきた太古のマントル貯蔵庫 環境:国際貿易が内包する生物多様性というコスト 脳:発達中の新皮質の姉妹ニューロン 構造生物学:ナトリウムチャネルの高分解能構造 目次へ戻る