注目の論文
【太陽電池】高度にフレキシブルな有機太陽電池
Nature Communications
2012年4月4日
Solar cells: Organic solar cells go full stretch
厚さが2マイクロメートル未満のフレキシブル有機太陽電池について報告する論文が、今週、Nature Communicationsに掲載される。この研究成果は、将来のフレキシブルな電子デバイスの設計に重要な意味を持つ可能性がある。
プラスチックのような有機材料で作られる電子機器は、柔軟性があり、生物系、繊維や可動機械部品に利用できるため魅力がある。今回、M Kaltenbrunnerたちは、マイクロメートルの薄さの高分子基質を用いて、フレキシブル有機太陽電池を作製した。この太陽電池は、繰り返し引き伸ばされても性能を維持し、その電力変換効率は、ガラス製の太陽電池と同等だ。
doi: 10.1038/ncomms1772
注目の論文
-
1月21日
化学:「液体の金」である尿から肥料を抽出するNature Catalysis
-
12月20日
化学:アルゴリズムは、ウイスキーの最も強い香りと原産地を嗅ぎ分けることができるCommunications Chemistry
-
12月12日
天文学:Firefly Sparkleが初期の銀河形成に光を当てるNature
-
12月10日
Nature's 10:2024年の科学に影響を与えた10人Nature
-
11月21日
化学:光を使って永遠の化学物質を分解する新しい方法Nature
-
10月24日
古生物学:古代サンゴから共生関係の初期の証拠を発見Nature