注目の論文
内陸の水から放出される炭素
Nature Geoscience
2011年10月17日
Carbon released from inland waters
米国の小川と河川は毎年大気に全体で97テラグラムの炭素を放出しているとの報告が寄せられている。これまで、直接測定が希少であったために、炭素循環に占める内陸水の役割には不確定性が大きかった。
D Butmanらは、米国の河川水に対する化学的性質の測定を表面積の見積もりとあわせて、これらの水路から放出される炭素量を見積もった。彼らは、二酸化炭素放出は年間降水量と正の相関があり、これは雨水による土壌からの二酸化炭素放出と小川の表面積による調節が原因であるとしている。
doi: 10.1038/ngeo1294
注目の論文
-
1月17日
進化:初期の人類は100万年以上前に過酷な砂漠の条件に適応したCommunications Earth & Environment
-
1月16日
人類学:鉄器時代のブリテンにおけるケルトの「ガールパワー」Nature
-
1月16日
環境:ノルドストリーム海底パイプラインの漏れによるメタン排出量の調査Nature
-
1月9日
古生物学:パンクとエモの化石が軟体動物進化の理解を揺るがすNature
-
1月9日
生物多様性:淡水生物の約4分の1が絶滅の危機に瀕しているNature
-
1月2日
地質学:イエローストーンの火山活動は北東方向に移動しているかもしれないNature